トレチノインとハイドロキノンでシミ治療体験‼︎使い方注意点効果は?
こんにちは。
20代後半になり妊娠出産を経て、シミが気になるようになりました。
もともとあった右頬のシミが濃くなり、左頬にも薄いシミが出てきた。小さいシミもこれから濃くなっていくかもと思うと怖くなってきた。
ということで、レーザーではなく手軽に消せる方法はないかなとネット検索していたところ
トレチノイン、ハイドロキノンの存在を知りました。
トレチノインとハイドロキノン
トレチノインとは
ビタミンA(レチノール)の誘導体。
通常のビタミンAの100倍以上の働きがあると言われており、とても強力な薬。
ピーリング効果、お肌のターンオーバー促進によって、シミを排出する。
ニキビにも効果あり。
古い角質を剥がすだけではなく、コラーゲンやヒアルロン酸の生産を促し健康な肌を作る。
ハイドロキノンとは
ビタミンCにもメラニン色素の生成を抑制する力があるが、ハイドロキノンはすでにできてしまったシミにも効果が期待できる。
強力な働きをすることから、お肌の漂白剤とも言われている。
※どちらの薬も濃度が高いほど強いです。 トレチノイン、ハイドロキノンでの治療中は紫外線に対して肌が無防備な状態です。外出する際はもちろんですが、家にいる時も日焼け止めを塗り紫外線対策をする必要があります。
どこで買える?
私は美容皮膚科で処方してもらいましたが、ネットで個人輸入するという方法もあるようです。
個人輸入の場合
ハイドロキノン4%20gで約2500円
トレチノイン0.1%20gで約3300円
+送料がかかります。
美容皮膚科の場合
私が通う皮膚科では
ハイドロキノン5%10gで4000円
トレチノイン0.1%5gで3000円
+診察料がかかります。
ネットで個人輸入した方が、かなり安く済みますね。量も多いし。
だけど、トレチノインもハイドロキノンもとっても強力な薬であり、副作用もあります。
個人輸入ではしっかりとした説明やアフターフォローが受けられないので、私は美容皮膚科での処方を選びました。
皮膚科で処方してもらうとなると、予約を取り来院し再診もあるので、結構面倒です。
でも、何かあったときに対応してもらえる安心感はありました。
個人輸入では、薬の濃度も自分で考えて購入しなければなりませんが、
美容皮膚科では先生に判断してもらえるのでその点でも安心です。
トレチノインとハイドロキノンの使い方
紹介するのは、私が処方してもらった美容皮膚科で教えてもらったやり方です。
1日2回、朝晩に塗ります。
- 洗顔する。
- 化粧水をつける。
- トレチノインをシミに薄く塗る。ベビー綿棒のような先の細いものではみ出さないように!
- トレチノインの上からハイドロキノンを少しはみ出すように塗る。
- 乳液を薬を塗った部分を避けるようにして塗る。
- 朝は、紫外線吸収剤の入っていない日焼け止めを塗り、ファンデーションを使用する。
- シミの部分はコンシーラーなどでしっかり遮光し日焼け対策を行う。
準備したもの
- ベビー綿棒
私はトレチノインを塗る時にベビー綿棒を使い、ハイドロキノンは指で塗っていました。
-
ビタミンC誘導体配合の化粧水
ハイドロキノントレチノインの前に使うことでシミ治療の効果を高めるそうです。私はメラノCCを使っていました。朝にビタミンCを使うのは良くないという思ったので、朝はハトムギ化粧水、夜はメラノCCでした。皮膚科でもビタミンC誘導体の化粧水を勧められますが、皮膚科で買うと高額なので、プチプラのメラノCCで十分かと思います。
メラノCCは高浸透ビタミンC誘導体が配合されています!
- 紫外線吸収剤不使用の日焼け止め
ドラッグストアで売っている日焼け止めってほぼ紫外線吸収剤入りなんですよね。
唯一ニベアサン プロテクト ウォーターミルクマイルドは紫外線吸収剤不使用。
しかもSPF50+!取り扱っていないドラッグストアもあるので、見つけたら買うべきです! - コンシーラー
薬を塗った部分はメラニンの生成を抑制しているので、紫外線に対してとても無防備な状態。
日焼け止めやファンデーションの上からコンシーラーを塗り、しっかり遮光することが大事です。
私は資生堂のナビジョンDR スポッツカバーを使っていました。
紫外線吸収剤、パラベンフリー。
お肌に優しいのに、しっかり遮光できるところがお気に入りです。
シミの部分に少量のせて、周りをなじませるように伸ばすと良いです!
色が二種類あってどちらも明るめです。私は②自然な肌色を使っています。
注意点
- 乳液は患部に使用しないこと。
- トレチノインもハイドロキノンも不安定なものであるので、冷蔵庫で保存すること。
- 使用期限を守ること。
- トレチノイン使用中は必ず避妊すること。
- 使用中赤みが強くなった場合はトレチノインの使用を休み、ハイドロキノンのみそのまま続けること。
赤みが強くなった場合にはトレチノインを休むっていうのは本当に重要です!
現役ニキビにはトレチノインのみ塗って良いですよ〜って先生に言われたので、頬にできたニキビに塗っていました。
赤みが全然ひかなくて、、でもニキビにはトレチノイン!って思ってたのでしばらく塗り続けちゃったんです。
そしたらその後2ヶ月程赤みが引きませんでした。
トレチノインでニキビ治療しようとしている方は気をつけてください。
その赤みがシミになっちゃうこともあるらしいです。怖い。
何度も言いますが、赤みが強くなったらトレチノインは休みましょう!
結果
朝晩せっせと塗り続け、約1ヶ月間塗り続けました。
その結果、
一番気になっていた右頬の濃いシミには全く効果なし。
二番目に気になっていた左頬の薄いシミはほぼ消えた!完全に消えた訳ではないけど、かなり薄くて気にならなくなりました。
そのほかの小さいシミやニキビ跡には効果なし。むしろ濃くなったような気もする。
初診の際に薬が効いて炎症ができて真っ赤にただれてる写真も見せてもらったのですが、私はそんな風にはならず、若干赤くなってピリピリする程度でした。
写真に残していなくて残念です。
なぜ効果が現れなかった?
一カ所だけ効果が出たものの、一番気にしていたシミには全く効果なし。
満足のいかない結果になった理由を自分なりに考えてみました。
- 塗り方が悪かった
注意点にも書いたのですが、トレチノインとハイドロキノンの上から乳液を塗ってはいけません。
気をつけてはいたけど、そこだけ避けるのは大変で乳液がついちゃったりしたと思う。 - 肌に合わなかった
強力な薬ではあるけど、効き目には個人差があるそうです。 - 夏に始めてしまった
そう、私は真夏に始めてしまったのです。
思い立ったらすぐに始めたかったのと、夏ってもろ紫外線対策な帽子を被ってたり日傘さしてたりしてても不自然じゃないから 、
むしろ冬よりも紫外線から肌を守れると思ってしまったのが理由です。
これからトレチノインとハイドロキノンでのシミ治療を始めたいという方は、秋や冬からの使用をお勧めします!
ただ、秋冬から始める場合でも紫外線対策はもちろんしっかりする必要があります。
これからのこと
薬の濃度を高いものに変えて、涼しくなったらもう一度治療していこうということになりました。
しかし、また毎日二回薬を塗り続けるのは手間も時間もかかってしまううえに、効果が出るかもわからない。
なのでレーザー治療に切り替えることにしました!
レーザーしみ治療については、また書こうと思います。
それでは~。